脂腺母斑の日帰り手術
静岡市葵区のゆき形成外科クリニックでは、脂腺母斑の診断と日帰り手術を行っています。
当院の特徴
・痛みや傷跡に配慮した手術を行います。
・女性形成外科専門医がお子さんの手術にも対応しています。(目安は小学生以上。応相談)
・無理に切除を勧めることはしません。まずはお気軽にご相談ください。
脂腺母斑は切除した方がいい?
良性なので、必ず切除が必要というわけではありません。
ただし、頭部では脂腺母斑の部分に髪が生えないため目立つ場合があること、徐々にイボ状に盛り上がってくること、まれに悪性化することから、基本的には切除をお勧めします。
切除はいつ行うのが良い?
いつでも大丈夫ですが、症状とご希望により、大きく2パターンに分かれます。
①1-3歳頃に切除(全身麻酔必要)
特に目立つ場合や、物心がつく前にという希望の場合は1-3歳頃の手術が良いと考えています。全身麻酔下の手術が必要です。(当院では行っていません。)
②小学校高学年から中学生頃に切除
局所麻酔手術が無理なく出来るようになるまで待つ、という希望の場合はこの頃に手術を行うことが多いです。ただし高校生以降になっても医学的には問題ありません。(当院でも局所麻酔下の日帰り手術に対応しています。)
脂腺母斑とは?
生まれつきの皮膚の母斑(アザ)です。頭部に発生することが多く、生まれた時は黄色っぽい平坦なアザで、髪が生えないことで気付きます。成長に比例して脂腺母斑も大きくなり、イボ状に盛り上がってきます。
髪が生えないため、大きさと場所によっては目立つ場合があります。また、まれに悪性化することがあります。
脂腺母斑の手術方法は?
脂腺母斑の周りで切開し、皮膚を寄せて縫合します。
大きい脂腺母斑で全て切除すると皮膚が寄せられない場合は、分割切除(何回かに分けて切除する)や皮弁作成術(まわりの皮膚を切開して移動させる)が必要になることがあります。
当院での脂腺母斑の治療
当院では脂腺母斑の診断と局所麻酔での日帰り手術(通常の切除と分割切除に対応可能)に対応いたします。全身麻酔や入院が必要な場合は適切な医療機関へご紹介します。
脂腺母斑の手術で髪は剃る?
当院の場合ですと、わずかに切りますが、手術の直後もほとんど目立ちません。また、手術後に大げさなネット包帯などは通常行いません。
診察と手術の流れ
①診察を行い診断します。
②切除の希望があれば、日程を決め、説明書へのサインをいただきます。
③ベッドに横になり、脂腺母斑の周囲に局所麻酔の注射を行います。注射は少し痛いですが、麻酔が効けば痛みはありません。
④脂腺母斑の周りで切開し、切除します。
⑤止血を行い、丁寧に縫合します。
⑥ガーゼとテープ等で圧迫固定します。翌日から、創部も含めてシャワーとシャンプーが可能です。
⑦2-3週間程度で抜糸します。キズのトラブル、ご心配がなければ終診となります。
脂腺母斑の手術費用
3,840~15,030円(皮膚・皮下腫瘍摘出術)部位や大きさによって変動
保険適用で3割負担の場合の費用です。診察料やお薬代が別途必要です。
病理検査2.970円(病理検査の必要性は医師が判断)
できもののページへ戻る
執筆者情報
院長 杉村友紀(形成外科専門医)
このページは院長本人が執筆しており、内容は最新の医療知識に基づいています。
最終更新日:2026年2月28日