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陥没乳頭の日帰り手術

静岡市葵区のゆき形成外科クリニックでは、陥没乳頭の日帰り手術を行っています。症状次第で保険適用が可能です。

静岡市の形成外科で患者説明に利用している、陥没乳頭のイラスト。乳頭が乳輪に埋まっている
重度の陥没乳頭:乳頭(ちくび)が乳輪に埋まっていて、引き出すことができない状態

当院の特徴

・女性形成外科専門医による、陥没乳頭の日帰り手術を行っています。

・重度で授乳に影響する場合や、感染を起こす場合は保険適用が可能です。


陥没乳頭とは?

乳頭(ちくび)が乳輪の中に埋まっている状態です。軽度のものは刺激を与えると乳頭が出てきますが、重度のものは乳頭を引き出そうとしても出てきません。重度のものでは授乳の際の障害になる(赤ちゃんがうまく吸い付くことができない)他、乳輪下膿瘍(感染し乳輪の下に膿が溜まる)を起こすこともあります。

治療した方がいい?

軽度の陥没乳頭の場合

刺激すると自然に乳頭が出てくる場合、授適切なフォローにより問題なく授乳できることも多いです。そのため授乳困難の回避を目的とした手術は基本的にお勧めしません。陥没乳頭治療用の吸引装具が市販されているので気になる場合は使用しても大丈夫です。授乳後に陥没乳頭が治ることもあります。

重度の陥没乳頭の場合

重度の陥没乳頭で乳頭が引き出せず今後授乳が困難と思われる場合や、乳輪下膿瘍を起こす場合は保険適用の手術の対象となります。ただし当院では妊娠中の手術は行いません。

手術方法は?

今後授乳の可能性がある方には乳管(母乳の通り道)を温存した陥没乳頭手術を行います。乳輪乳頭部分を切開し、乳管を引き出して固定します。日帰り手術が可能です。術後は乳頭が潰れない様に保護する必要があります。

膿がたまっている場合は、まずは膿を出す処置を行います。感染の改善後に陥没乳頭手術を検討します。

陥没乳頭手術の治療費について

今後授乳の可能性のある女性で重度の陥没乳頭の場合、もしくは乳輪下膿瘍を起こした場合は保険適用となります。困っているのは見た目だけ、という場合は自由診療となります。

自由診療(自費)の費用(税込)

未定

※診察のうえ、適応を判断いたします。

※保険診療が可能な場合は、保険での治療をご案内いたします。

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執筆者情報
院長 杉村友紀(形成外科専門医)
このページは院長本人が執筆しており、内容は最新の医療知識に基づいています。
最終更新日:2025年10月24日