2026年5月開院予定。受付スタッフ募集中です。

できもの(皮膚・皮下腫瘍)について

静岡市葵区のゆき形成外科クリニックでは、できもの(皮膚・皮下腫瘍)の診断と日帰り手術を行っています。

当院の特徴

粉瘤脂肪腫ホクロイボ等、全身の色々な できもの に対応可能です。

・できもの の診断と手術の豊富な経験を持つ女性形成外科専門医が診療を行います。

・皮膚科で手術を勧められた方もご相談ください。(紹介状は不要です)

・症状により、診察当日の手術もご相談いただけます。日帰り手術についてのページもご覧ください。)

受診がお勧めです!

  • 大きくなってきた
  • 痛みや赤みが出ている
  • 出血や膿がある
  • 見た目が気になる
  • 皮膚がんではないか気になる

主なできもの(皮膚・皮下腫瘍)

粉瘤(ふんりゅう)

盛り上がっていたり、皮膚のすぐ下に触れるしこりです。中から臭いのある中身が出たり、感染を起こして腫れて痛みが出たりします。
良性のできものですが、早めの手術をお勧めします。

脂肪腫(しぼうしゅ)

皮膚の下の柔らかいふくらみとして触れます。痛みなどの症状はないことが多く、気が付かない内にゆっくり大きくなります。

 


できもの(皮膚・皮下腫瘍)の一覧

(疾患名をクリックすると、詳細がご覧いただけます)

粉瘤(最も多い できもの)

脂肪腫(皮下の柔らかい膨らみ)

色素性母斑(ホクロ)

脂漏性角化症(老人性イボ)

・石灰化上皮腫(皮下の固いしこり)

・血管拡張性肉芽腫(皮膚の赤いできもの)

・ガングリオン(手首や指の皮下のしこり)

その他、全身の皮膚皮下腫瘍に対応可能です。


 

できもの(皮膚・皮下腫瘍)について

皮膚や皮下に「しこり」「できもの」ができることは珍しくありません。多くは良性の腫瘍ですが、まれに皮膚がんが混じることもあります。腫れて痛み、膿が出ることもあります。


検査方法

必要に応じダーモスコピー検査(皮膚用の拡大鏡)や超音波検査を用いて正確な診断を行います。皮膚がんの疑いがある時は皮膚生検(皮膚を一部取って調べる)を行います。


治療方針と方法

経過観察:良性で症状がない場合は、経過を見ることも可能です。

手術:多くの皮膚・皮下腫瘍は局所麻酔の日帰り手術で安全に除去できます。良性の場合でも、「痛い」「大きくなっている」「いつも気にしている」という場合は手術をお勧めします。


手術について

日帰り手術についてのページもご覧ください)

手術方法

腫瘍の周りに局所麻酔注射をします。皮膚腫瘍はできものを囲うように切り取ります。皮下腫瘍はできものの上を切開します。腫瘍を除去し、止血して縫合します。

局所麻酔の際は極細の針を用い、麻酔薬をゆっくり注入する等の様々な工夫を行い、麻酔の痛みを軽減できるよう努めています。

また、形成外科で培った切開や縫合技術を用いて、出来るだけ小さく目立ちにくい傷あとを目指しています。

手術時間

5分〜20分(大きさや難易度により変動)

日常生活の制限

当日は自宅で安静に。動き回るお仕事などは翌日から様子を見て再開してください。(手術内容により制限が厳しくなる場合があります。診察の際にご説明します。)


保険適用について

多くは保険診療で手術が可能です。イボ・ホクロ等の除去は自費となる場合があります。

できものの手術費用

(保険適用で3割負担の場合の費用です。診察料やお薬代が別途必要です。)

皮膚・皮下腫瘍摘出術(K005/K006) 3,840~15,030円(部位や大きさによって変動)
病理検査 2.970円(病理検査の必要性は医師が判断)
執筆者情報
院長 杉村友紀(形成外科専門医)
このページは院長本人が執筆しており、内容は最新の医療知識に基づいています。
最終更新日:2025年10月20日